川であそぼう!

川では遊びのネタに尽きることはありません。
ただ、川岸の青々とした草の上にねっころがって、
川のせせらぎを聞きながら風情に浸っているのもいいし、
景色を眺めているだけでもいいです。
(↑遊びじゃないですね・・・)。

でも、やはり川で遊ぶというなら魚取りでしょう。
「いやいや、川に行ったらやっぱり泳がなくちゃ!」という人もいるかもしれませんが、
残念ながら野川は浅く、また泳げるほどキレイでもありませんので、
魚取り!

我が家の近くの川、「野川」に遊びに行くのも大抵は雑魚取りです。
エビやメダカなどの小物、逆にハヤなどの大物は手網で捕まえることが多いですが、
中間層のタモロコ、クチボソはセルビンという罠を使います。


セツビンのつくりかた講座!
(文章を読んでもよくわからないかも知れませんが、写真から推測してください)
@材料はこれだけです。
ペットボトル、ビニル紐、カッター、キリ。
Aペットボトルにマークした黒い点3つに穴を開け、赤い線で切ります。 B穴を開けるのはドリルでもいいですが、キリでいいと思います。

CAで確認した、赤い線のところでカッターで切ります。 D口のところも切ります。切り口を大きくしすぎるとせっかく入った魚が逃げてしまうので、大きすぎず小さすぎず(直径3pくらい)。 E@Aの穴にビニル紐を通し、輪を作ります。内側で玉を作って抜けないようにします。

FBの穴にも紐を通し、内側で玉を作った後、Eで作った輪の内側に通しておきます。
そして先っぽには玉をつくって置いてください。
G最後に、適当な長さの紐をつくりFの紐つなげます。
そのまま方結びで結んでもかまいませんが、チチ輪を作った紐を写真のようにしてくくりつけると、取り外しが可能なので、汚れたときにとっかえられます。
H後は、Dを逆さにはめ込みます。ボトルの側面にキリで多数水抜き穴を開け完成!

なんだか長々しく書いてしまいましたが、
結局は下の図のようになればいいわけです。
上の説明では自分なりに工夫したところを盛り込んだため、わかりづらくなってしまいました。
ごめんなさい。
 
あとは、魚をおびき寄せるエサと重石をいれるだけ。

エサ
練りエサ、サナギ粉、などの匂いの強いエサのほうが魚をひきつけますが、
パンをちぎって入れてもいいです。

仕掛ける場所
魚のいそうな場所。
淵、岩陰や茂みの辺り、実際にいろいろ試してみてください。
魚が群れで泳ぎまわっているのがわかるような場所であれば、
その魚の群れの遊泳頻度の高い箇所を狙ってみましょう。

待ち時間
仕掛けてからの待ち時間は30分くらいでいいです。
天候や時間帯によっても違いますが、わんさか取れるといいですね。

注)ペットボトルは横に設置してください。これが意外と難しいです。
  紐を引っ張ったり、重石の位置を変えたりしてがんばってください。
  また、仕掛けが流されないように紐をどこかにしっかりと結びつけます。